どーも、おーはしです。
物をなくすということ。ことさら今回の場合は、携帯電話をなくすということに置き換えて考えているのですが、昔と今とでは、意味合いが全く異なるなぁと思っています。
携帯電話は、それなりに高価であり、無くてはならない大切なものではあります。
大切なものをなくせば必死に探し、見つかればよかったぁと安堵します。
それが普通だとおもっています。
昨日私はiPhoneをなくしてしまいました。
どこにやったかわからないし、気づいたらなくなっていました。
さて、通常であればここで
「どこにいったんだぁぁぁ、私のiPhoneちゃん~~~!!!」
「もどってきておくれぇぇぇぇぇぇぇ!」
となるはずです。
しかし、昨日は違いました。
「iPhone見当たらないなぁ。」
「iCloudで調べるかぁ。」
でした。
そして発見します。
iPhoneにはGPSがついていまして、今どこにiPhoneがあるのかをパソコンで調べることができるのです。
「あぁ、ランチを食べた時に、そのまま店においてきたのかぁ。」
この事実が分かった瞬間に、僕はiPhoneを忘れたことに気づきます。
そう。
僕はiPhoneをなくしていないのです。
パソコンで調べると、自分のものが今どこにあるのかすぐに分かる。
これは、人間が物をなくすということが本質的になくなるということだったのです。
大切なモノがどこにあるのかわからない
この事実が人間を不安にし、慌てさせ、心を見出します。
大切なものにGPSが積まれるようになったことで、明らかに生活が変わります。
なくすことを恐れる、心配する必要がなくなります。
昨日ランチを食べたお店に大切なものを忘れただけです。
忘れたんじゃない。むしろ置いてあるだけなのかもしれません。
テクノロジーが、人間を不安やストレスから開放してくれる。
素晴らしいことです。
近い未来に、物をなくすという概念がなくなるかもしれません。
すべてのものに位置情報と音声発生装置が組み込まれれば、必ず見つけることができるようになるでしょう。
どこにあるかわからなくても、必要なときに、いつでも探し出せるというのならば、それは、ないという状況ではありません。
「おーはしくんは、いつも車の鍵を出すときに、ポケットの中をいろいろと探すね。」
と人に言われたことがあります。
僕はものをよく無くすんですよ。
もし鍵にもGPSと発音装置がつけば、僕はもっとストレスがなく過ごせるのでしょうか(笑)
いや、あの鍵をどのポケットに入れたかを探すのも、自分ではなかなか楽しく思っているんですよ。あたたかく見守っていてください(^^)